DEXTUpload.NET.Mvc
Class DEXTPostedFile
- サポートされる最小バージョン
- 5.0.0.0
- 最小サポート環境
- .NET Framework 4.0
- 説明
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「System.Web.HttpPostedFileBase」クラスは、クライアントがアップロードされた個々のファイルへのアクセスを提供する基本的な役割を果たしている。
ASP.NET MVCでは、「HttpPostedFileBase」クラスから派生した「System.Web.HttpPostedFileWrapper」クラスを持ってアップロードされたファイルにアクセスすることができ、「HttpPostedFileWrapper」クラスは、内部的に「System.Web.HttpPostedFile」クラスをラップしている。
「DEXTPostedFile」クラスは、「HttpPostedFileWrapper「クラスのように「HttpPostedFileBase」クラスから派生した。 しかし、「HttpPostedFileWrapper」クラスとは異なり、「HttpPostedFile」クラスをラップしたものではなく「DEXTUpload.NET.FileElement」クラスを内部的に委託する。
ASP.NET MVC環境でDEXTUpload.NET Professional製品を使用するには、コントローラのアクションメソッドで「HttpPostedFileBase「クラス型のパラメータを使用せずに「DEXTPostedFile」クラス型のパラメータを使用する必要がある。
[HttpPost] public ActionResult Upload([Bind(Prefix = "file1")] DEXTPostedFile file) { //ファイルのフォームが空の場合「file」パラメータは、「null」になる。 if (file != null) { file.Element.Save(); } ... }
- 形式
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public class DEXTPostedFile : HttpPostedFileBase
- コンストラクタ
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DEXTPostedFile
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「DEXTPostedFile」クラスのオブジェクトを生成する際に、初期化処理を実行する。
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形式
public DEXTPostedFile(FileElement element)
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パラメータ
名前 形式 説明 element DEXTUpload.NET.FileElement 一時ファイルの情報を持っているオブジェクトである。
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- 属性
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Element
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一時ファイルの情報を持っている「DEXTUpload.NET.FileElement」オブジェクトを持って来る。
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形式
public FileElement Element { get; }
FileName
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ファイルの名前を持って来る。
クライアントのパスは含まれていない。
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形式
public override string FileName { get; }
ContentLength
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ファイルのサイズ(byte)を持って来る。
戻り値は、「System.Int32」であるため、ファイルのサイズが2GBを超える場合、正しい値を得るのは難しい。
正確なファイルのサイズを取得するには「Element.FileLength」属性を使用する。
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形式
public override int ContentLength { get; }
ContentType
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「ContentType」属性は、マルチパートデータの各フォーム要素ごとに持っている「ContentType」の値を返します。
この値は、クライアントがターゲットファイルに対して、自分たちだけの方法で分析して、送信値で、実際のファイル形式とは異なる値に設定することができる。したがって、「ContentType」は、ファイルのMIMEタイプの参考のためにのみ使用する。
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形式
public override string ContentType { get; }
InputStream
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アップロードされたファイルの内容を読むためには、ファイルを指す「System.IO.Stream」オブジェクトを持って来る。
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形式
public override Stream InputStream { get; }
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