インターネット上でのファイル転送(アップロード/ダウンロード)と言えば、まずFTPプログラムが思い浮かびます。しかし、ウェブ(WWW)環境でファイルをウェブサーバーに転送する際にFTPプログラムやFTPプロトコルを使用することは、色々な面で望ましくありません。これは一般的なウェブサイトでは、ユーザーが入力したデーターと一緒にファイルを転送するケースが多い為これを同時に処理する必要があり、また転送されたデーターをASP等の様なサーバー側スクリプトで簡単に操作する必要があるからです。更にウェブサーバーのセキュリティ管理の面でも、HTTP専用ポート(80)以外に、FTP専用ポート(21)を別にオープンして管理しなければならないという負担が発生してきます。
アップロードコンポーネントを利用したHTTPアップロードのメリット(FTPとの比較)
FTPの場合、多数のユーザーアカウント管理や匿名接続の許可など、別途の管理作業が必要になるだけでなく、セキュリティ上の問題で転送ポートをオープンしていないケースが多く見られます。しかし、HTTPベースのアップロード製品の場合、アップロードはウェブ(HTTP)を通じて実行される為、別途のアカウント管理が必要無くファイヤーウォールやプロキシサーバーなどとも問題なく作動し、またSSLを使って暗号化されたファイルのアップロード及びダウンロードも可能となります。

HTTPベースのアップロード製品は、アップロードできるファイルの容量制限やアップロードタイムアウトの設定、アップロードファイルの種類の制限、アップロードする位置の変更などに関連する制御をASPの様なサーバー側のスクリプトで実行することができます。FTPとは異なり、アップロード制御に優れた柔軟性を有しております。

FTPの場合、ファイルとしてのみアップロード・ダウンロードが可能ですが、HTTPベースのアップロード製品を使う事によって、ファイルとしてだけでなくデーターベースにBLOBフィールドとして直接ファイルをアップロード・ダウンロードすることができます。
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